ETFでの投資について

 資産を運用することができる金融商品はいろいろなものがありますが、その中でも比較的新しい金融商品に「ETF/エーティーエフ(Exchange Traded Fund)」というものがあります。

ETFは上場投資信託とも呼ばれており、簡単に説明をするのであれば売買取引きをすることができる投資信託、という事になります。

投資信託とは、いわゆるファンドになり投資取引の一種になります。
この投資の仕組みはそれほど難しいものではなく、特に資金を投じる投資家にとっては、労せずに利益を得られるものになっています。
まず投資家は、自身の資金をファンドに投じます。様々な投資家から投入された資金は、ファンドで取りまとめられ、この資金を元にファンドマネージャーと呼ばれる投資家が、様々な投資取引に投資を行って運用し、そこから生み出される利益は、資産を投じた投資家へと還元される仕組みになります。

例えば、FX取引などであれば、自らで為替相場を調べて通貨を買い、為替レートの変動を待って通貨を決済して利益を確定する必要があり、当然リスクも高く、またよほどの能力と知識がなくては、FX以外の投資にも手を出して、資産を分散して投資を行うという事などはできませんが、投資信託ではこれを簡単に行うことができるのです。

もちろん、投資信託にも資産が元本割れをするリスクや、個人で投資取引を行うよりは利益が小さいなどのデメリットはあるものの、経過的に分散投資が行われていることや、個人では出来ないような大きな投資を行うために、投資としての安定感は高い物となっています。

このような事から、投資信託を選択すれば資金を投入するだけで、ある程度の利益を見込むことができますので、例えば銀行に普通預金でお金を預けておくのであれば、こうした投資信託の口座を銀行に開設し、資金を預け入れておこうという投資家が多くいる人気のある金融商品なのです。

こうした投資信託を株価指数を銘柄にして連動を取ったり、金に連動を取ったりすることによって、価格を変動させていったものがETFになります。
このETFは、例えば株取引のように売買取引きを可能になっており、売買の差益を求めることも、そのまま保持をして投資信託での利益を得ることも可能になっています。

ETFには二種類のものがあり、それぞれ「インデックス型」と「アクティブ型」と呼ばれています。
インデックス型のETFは、株価指数などのレートの変動に紐つけられており、その投資先や銘柄を定められているために、収益が安定しており初心者の投資家にとっても比較的に手の出しやすいものとなっています。
これに対して、アクティブ型のETFはこうした銘柄を任意で選択することができるために、株価指数などの範囲でしか利益を得ることができないインデックス型と比べると、より大きな利益を得ることができる反面、収益が不安定になる可能性があるというデメリットを内包しています。

こうしたETFは、銘柄によって様々に売買の単位が違っていますので、この選択によっては数千円程度の投資から始められるものもあるという事も魅力の一つになるでしょう。
しかし、ここで気を付けなくてはならないのは、その手数料の問題になります。

普通の投資信託と比べ、ETFには取引きの際の購入手数料がかかります。
もし、ETFでの取引きを行い、長期間に渡って配当金を求めていくのであれば、従来の投資信託の方がコストがかからないために利益が大きくなる可能性もあります。
ETFを始める場合には、こうした部分もしっかりと見比べてから始めることをお勧めします。